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森のクマさんがコカインで大暴れ! 『コカイン・ベア』の予告編

森のクマさんがコカインで大暴れ! 『コカイン・ベア』の予告編
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【最近の私】Netflixのドラマシリーズ『キングダム』を観ました。評判通り、面白かったです。続きが作られるといいですが。

 

動物が人間を襲うパニック映画は、今まで数多く作られている。2000年代以降では、『クロール ―狂暴領域―』(2019年)のワニ、『ビースト』(2022年)のライオン、『MEGザ・モンスター』(2018年)の巨大サメなどが登場してきた。今回は動物パニック映画の新作『コカイン・ベア』(2023年)の予告編を紹介したい。

 

予告編は、飛行機から数百万ドルのコカインが落とされるというニュース場面から始まる。
物語の舞台はジョージア州。「ある~日、森の中♪」のBGMが流れる中、少女が森の中で、あるものと遭遇する。それは、ハイになったクマだった!

 

この映画は、実話を基にしている。FBIに追われていた密売人が投げ捨てたものだった。コカインの入ったバッグを飛行機から落として、自分もパラシュートで降りようとしたが死亡してしまう。密売人が落としたコカインをクマが食べてしまったという。ちなみに、コカインを食べたクマは、剥製にされてケンタッキー州のショッピングモールに展示されることになった。「実話を基にした映画』は山ほど制作されているが、元警察官が密売人になったり、クマが剥製にされてショッピングモールに飾られたりするなど、どこまで映画化されているのか、興味がわきます。

 

予告編に戻る。コカインの持ち主だったマフィアたちが、落としたコカインを探しに森に行く。だが、マフィアの目の前で、クマがコカインを食べてしまった。ハイになったクマは、森の中を走り、看板をぶち破り、森で居合わせた観光客、子どもたち、さらに森林警備隊もまきこむ騒動に発展していく。人間たちは、クマから逃げ切ることができるのか。

 

クマを主人公にしたパニック映画は『グリズリー』(1976年)から始まったと思われる。近年では『パディントン』(2014年)もありますね。また人気キャラが著作権フリーになったことから、まさかのホラー映画『プー あくまのクマさん』(2023年)が制作された。一時期、サメを主人公にした『シャークネード』(2013年)や前述の『MEG』などが量産されていたが、これからはクマ・パニック映画が流行るのですかね。

 

『コカイン・ベア』の監督はエリザベス・バンクス。もともとは俳優として『ブッシュ』(2008年)や『ハンガー・ゲーム』(2012年)など数多くの映画に出演している。また監督として『チャーリーズ・エンジェル』(2019年)を手がけている。バンクスは本作を「コーエン兄弟と『死霊のはらわた』(1981年)が出会ったよう」とコメントしていることから、これからもコメディやホラー映画の路線を進むと思われる。また記事によると、彼女は『コカイン・ベア』の続編にも乗り気みたいです。

 

出演陣にも注目したい。人気テレビシリーズ『ジ・アメリカンズ 極秘潜入スパイ』(2013~2018年)のケリー・ラッセル、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年)でハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライク、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)のオシェア・ジャクソン・Jrなどが顔をそろえている。また、2022年に亡くなったレイ・リオッタが、マフィアのボス役で登場するのも注目だ。『グッド・フェローズ』(1990年)や『フィールド・オブ・ドリームス』(1989年)からファンだった自分には、彼が出ているだけで観に行きたくなります。

 

ウソのような本当の話を映画化した『コカイン・ベア』については、アメリカで公開する前からSNSで話題になっていた。日本公開を望むファンもいたが、本当に日本で劇場公開というのも、まさかの展開ではある。クマ対人間の戦いが、どんな結末を向かえるのは、劇場で確認してきます!

 

今回注目した予告編:『コカイン・ベア』
監督:エリザベス・バンクス
出演:ケリー・ラッセル、オールデン・エアエンライク、オシェア・ジャクソン・Jr、レイ・リオッタ
2023年9月29日より公開
公式サイト:
https://cocainebear.jp/

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Written by 鈴木 純一(すずき・じゅんいち)
映画を心の糧にして生きている男。『バタリアン』や『ターミネーター』などホラーやアクションが好きだが、『ローマの休日』も好き。
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戦え!シネマッハ!!!!
ある時は予告編を一刀両断。またある時は悪役を熱く語る。大胆な切り口に注目せよ!

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