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翻訳未経験の方にも分かる!ミュージカルの訳詞の流れとポイントを解説!

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<イベントレポート>【緊急企画!】JVTA無料ライブシリーズ 「巣ごもり応援 オンラインセミナー 17本ノック!」
「ミュージカルで学ぶ♪ はじめての歌詞翻訳」
 

2020年の「JVTAサマー・スクール2020」で開催したミュージカルの訳詞に関するセミナーが好評を博し、「再演」のリクエストもいただいておりました。
その声に応えるべく1月29日(金)に前回の内容を凝縮したセミナー「ミュージカルで学ぶ♪ はじめての歌詞翻訳」を行い、160名以上の方々に参加していただきました。
 

「訳詞のポイント 第1幕」
訳詞において重要なのは、日本語をしっかりとメロディに乗せることです。そのためには、アクセントやイントネーションにも気を配りながら言葉選びをする必要があるので、字幕よりもさらに制約が多い作業と言えます。(長島講師)
 

「訳詞のポイント 第2幕」
映像翻訳は、単に言葉を訳すだけではなく、ストーリーの流れを把握するなど、その作品の解釈力が求められます。ミュージカルの訳詞も同じで、その曲が作品の中でどのような役割なのかを理解した上で、言葉選びを行います。(長島講師)
 

「訳詞のポイント 第3幕」
同じ作品でも舞台版と映画吹き替え版の訳詞は異なります。誰もが知っている有名なミュージカル作品『キャッツ』を例に挙げてみましょう。舞台版は意訳されている部分もありますが、自然な日本語を心掛けて作られています。一方、映画の吹き替えは、英語と日本語の口の動きが合っていないと視聴者に違和感を与えてしまうものですが、『キャッツ』の映画版は口の動きと日本語訳が見事にシンクロしています。(長島講師)
 

ストーリーを理解しながら、言葉を選んでいく作業は、映像翻訳もミュージカルの訳詞も同じ。どれだけ理解できたかで、翻訳にも磨きがかかっていきます。
 

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