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【ロサンゼルス校受講生インタビュー】子育てと受講の両立はできる。長年の憧れだった映像翻訳に挑戦!

【ロサンゼルス校受講生インタビュー】子育てと受講の両立はできる。長年の憧れだった映像翻訳に挑戦!
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ロサンゼルス校で映像翻訳を学ぶウィルソン弓子さんは、中学生の頃に渡米され、アメリカ企業での翻訳経験や、写真家としての経験もお持ちです。幼い頃からアメリカ映画が大好きで、字幕に触れながら育ったことで、日本語字幕の翻訳者に長年憧れていたそうです。子育てが少し落ち着いた今、いよいよ憧れを現実に変えるべく、映像翻訳クラスへの受講を決断されました。今回は奮闘する毎日の様子や工夫をたくさん語っていただきました。
 

◆映像翻訳に興味を持ったきっかけ、またJVTAに入学を決めた理由を教えてください。
アメリカ映画を日本語字幕で見ながら育ち、最後のエンドロールではいつも、字幕翻訳界の巨匠である戸田奈津子さんのお名前を見ていました。敷居の高さを感じながらも、「いつか機会があれば挑戦してみたい!」という想いを自然に抱き始めました。実は長年JVTAの存在は知っていてクラスに興味がありましたが、子育てで忙しく、挑戦するタイミングがありませんでした。子育ても一段落し、久しぶりにJVTAのサイトを覗いてみたところ、数日後に無料体験レッスンが開催されることを知りました。すぐ電話で学校に問い合わせ、無料体験レッスンに参加。映像翻訳クラスの受講に繋がりました。
 

◆映像翻訳基礎クラスを受講し、英日と日英の両方を学ばれましたが、それぞれの楽しさや難しさなどありましたか?
まずは一言で、とても楽しい半年間でした。映像翻訳の難しい点は限られた文字数で字幕を作ること。文字数制限がある中で、いかにベストな訳を出すかがパズルのようで、とても面白かったです。そのパズルを完成させるために、まずは作品解釈がきちんとできているということがとても重要だと学びました。在米歴が長いので、英語での日常会話やフレーズなどは理解していますが、それらを実際に日本語で表現することが難しく、毎回辞書を引き、言葉の意味を再確認することの重要性を感じました。
 
日英翻訳は原文が日本語なので解釈に迷うことはあまりないですが、日本人が自然に理解している文化的な背景などを、外国の方にも伝わるように工夫しなければいけないということを学びました。
 
私は「英日翻訳がやりたい」という想いで受講し始めましたが、初めて日英を経験して英語字幕をつくる楽しさも知りました。字幕だけでなく、吹き替えや漫画翻訳などにも取り組み、今まで知らなかった翻訳のジャンルや手法を教えていただいたことで、可能性が広がりました。
 
wilsonさん
 
◆子育てが落ち着かれたといっても、まだまだお忙しい中で課題に取り組まれていたかと思います。 苦労や工夫された点はありますか?
専業主婦なので、子供が学校に行っている間に課題に取り組めますが、家事をこなす必要もあります。日中は一人でいる間にできるだけ大まかに訳し、夜は子供が就寝した後で何度もリライトをしたり、リサーチをしたりするという流れが多かったです。調べ物が多い課題もあり、調べれば調べるほど興味も沸き、どんどん深く追ってしまいそうになることもあるのですが、あまりダラダラと時間をかけ過ぎないように注意しながら進めていきました。
 

◆翻訳の課題以外に取り組んでいることはありますか?
日本語の字幕付きでアメリカの映画やドラマが鑑賞できる有料サイトを昔から利用していて、JVTAに入学してからは特に、「いい表現」と思った日本語訳と英語の原文をメモに取り、翻訳の参考にしています。また、法廷ものなど今まであまり触れたことがないジャンルの映画などをあえて観るように心がけるようになりました。専門用語も含めて語彙の引き出しが少しでも増えればと願っています。
 

◆講師は、アメリカで翻訳者として活躍されている方々ですが、いかがでしたか?また、クラスメイトとの思い出なども含め、印象に残っていることがあれば教えてください。
講師は現役の翻訳者なので、実用的なアドバイスをいただけたり、実際のお仕事での体験談を伺えたりと、とても勉強になりました。時には厳しく指導を受けることもありましたが、それも情熱を持って指導してくださるからこそ。プロからの厳しいアドバイスを前向きに受け止めています。クラスメイトの多くは同年代のアメリカ在住の方で、お互いの子供の年齢も近く、似た境遇の方が多かったおかげでとても仲良くなることができました。日本から来ていた数名の留学生は英語も堪能で、いろいろなことを吸収しようという意欲があり、私自身の更なるやる気にも繋がりました。向上心を持つクラスメイトと出会え、とても楽しい環境で学ぶことができました。
 

◆まさに今、子育て真っ中のお母さんの中には、本当に両立ができるのかと不安に感じる方も多いと思います。ズバリ、両立は可能ですか? 受講に今一歩、踏み込めずに悩まれている方々にアドバイスはありますか?
お子さんの年齢によるかもしれませんが、両立はできると思います。私は受講前に時間を取り、「真剣にやりたいことを見つけたので、協力して欲しい」ということを主人と子供に強く訴えました。そのおかげで、今までは私がしていた家事を子供ができる範囲でやってくれるようになり、とても助かっています。さらに、週末に主人が気分転換といいながらご飯を作ってくれたり、子供と外出したりしてくれたので、その間に私は課題に集中することができました。家族の協力があれば必ず、子育てや家事との両立はできると思います。一人で悩まれるのではなく、まずはご家族に相談することでみなさんも前に一歩進めることを願います。
 

◆留学生に向けて、ロサンゼルスのお勧めスポットやイベントなど、もしあればお聞かせください。
ガイドブックに載っているような場所もお勧めですが、LAに来る機会があるのであればぜひ、実際に現地の人がどのように過ごしているかを体験していただきたいと思います。学校があるトーランス周辺にはたくさんのビーチがあり、それぞれが違った雰囲気を持っているのでビーチ巡りがお勧めです。また週末には映画館に足を運び、バケツのように大きなポップコーンを抱えながら、映画館で大笑いするアメリカ人と同じ体験をしてみるのもアメリカならではの体験になると思います。その他、ロサンゼルスには大規模な美術館や博物館がたくさんあります。時間をかけてゆっくり楽しんでいただきたいです。
 

◆受講を検討中の方々に向けて、アドバイスはありますか?
翻訳学校は他にいくつもあるとは思いますが、JVTAのいい点は学校の体制が整っていること。多くの方にとって受講後どうやって仕事に繋げればいいか不安があると思いますが、JVTAではクラスを修了してもそこで終わりではありません。修了後にトライアルと呼ばれるプロ試験に合格すれば、その後晴れて翻訳者になることができます。学校に翻訳エージェントが併設されているので、安心して入学を決意することができました。しかし、学校に頼ってばかりではなく、職業訓練校に入学するからにはスキルをものにしなければいけないという強い意志を持つことは大切だと思います。授業が進むにつれ、ドキュメンタリーやドラマ、吹き替え翻訳、漫画などたくさんの分野に触れることで自身の得意分野が見つかったり、新たな興味が沸いてきたりもするはずです。翻訳以外にも、確実に英語力や解釈力は伸びるので、少しでも映画や翻訳に興味がある方には、まずは挑戦して欲しいと思います。
 

◆最後に、これからの目標を教えてください。
半年かけて映像翻訳基礎クラスを修了した後、今は実践クラスに進級し、さらに半年間、頑張っています。次なる目標はやはり、残りの半年間で英日字幕翻訳を極め、早くプロになることです。同時に、授業内で厳しいフィードバックを貰ったときにも落ち込んでしまわないように、精神面も鍛えていきたいと思っています。プロになってからもクライアントから厳しいコメントを貰うこともあると思いますので、技術面と共に強い精神力も受講中に伸ばしていければと思います。
 

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