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「ロサンゼルス校で、二つの回路をつなぐ天職に出会えました!」
サラ・ブルックスさんのインタビュー【後編】

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<魅力的な授業: 脚本執筆や記者会見の再現>

日英翻訳の実践コースで楽しかったのは、ハリウッド映画を手がける脚本家による講義です。まず、各自があるテーマや設定について脚本を書いた後、講師とクラスのみんなでそれを演じるというもの。ストーリーの流れや登場人物のキャラクターを捉え、それを適切な言葉に落とし込んでいく練習だったのですが、大いに盛り上がって最終的にはアドリブも入れてクラスでショートドラマを作り上げてしまいました。英語や日本語を使ってゼロから脚本を書いたのは初めてだったので面白い体験でした。「優れた翻訳者は、脚本家や俳優など制作者の視点も持ち、作品全体の構造を把握しておかなければならない」という教えは、映像翻訳をする上で本当に役に立っています。
 

ロサンゼルスで活躍する映画ジャーナリストによるインタビュー通訳の講義も強く印象に残っています。実際に俳優2人を講義に迎え、新作映画のハリウッドスター来日記者会見の様子を再現しました。記者役の受講生が事前に考えてきた質問を日本語で話し、俳優の通訳役の受講生が記者の質問を日本語から英語にして俳優に伝え、俳優が答えた英語を日本語にして記者に伝えるという内容です。講師が記者会見の司会をしてくれたので、少し言葉につまると突っ込みやフォローが入ったり、まるで実際の現場のような緊張感とテンポでした。通訳は人前ですぐに訳していく瞬発力と対応力が必要なので、家で1人で勉強しても緊張感を作り出すことはできず、即戦力につながる訓練できません。1人だとできていてもクラスメイトや講師の前になると、簡単な言葉もスムーズに出なかったりして苦戦しましたね。世代もバックグラウンドも様々なクラスメイトと、こうした体験型の講義に参加したことは本当によい刺激になりました。
 

<先生は6歳下の妹>

英語に囲まれたLAの生活では、“フレッシュな日本語”に触れる機会が少ないですね。日本の番組を観てもさすがに流行語までは覚えられないですから。
 

年に1回は家族に会うために日本に帰りますが、電車の中で聞く女子高生の日本語にビックリすることがよくあります。頼りになるのが日本にいる6歳下の妹で、「お姉ちゃん、それもう死語だよ!」と言われながらフレッシュな日本語を教えてもらっています(笑)。
 

ちなみに風流な日本語を習いたい時は母に、難しい英語を学びたい時は父に聞いています。この環境は映像翻訳者にとってはありがたいですね。
 

<クラスメイトは大切な人脈>

クラスメイトは皆、それぞれ異なったバックグランドや得意分野を持っています。アニメ好きな人やゲーム好きな人、医療従事者で医学用語が得意な人や法律の専門家など、普通に生活していたら巡り合えなかったような人との交流があります。JVTAロサンゼルス校の講義を通して、困ったことがあればいろいろと教えてもらえる人脈ができました。修了後の今も、ときどき集まって食事に行ったりしています。
 

講師もフレンドリーに接してくれて、いろいろな相談にのってくださいました。俳優の先輩もよく、「オーディションより、友達とコーヒーを飲む方が仕事につながる」と話していますが、こういう人脈は大切にしたいですよね。
 

<ロサンゼルス留学を検討している皆さんにアドバイス

JVTAロサンゼルス校では、日本では出会えないような声優、俳優、映画監督など、今ハリウッドで活躍しているプロから直接指導を受けられます。世界でも一番フレッシュな映像を扱っている業界人の話を聞けるのは大きな魅力です。エンターテインメントの本場で生活し、言葉や技術だけでなく空気感も学べます。ここに来たらどっぷりと浸かってもらいたいですね。
 

その一方で、LAにはおいしい日本食レストランやカラオケもあり、日本人にとっては暮らしやすいと思います。私もホームシックになっていた時、居酒屋に連れていってもらい、ホっとしました。特にこの学校があるトーランスには、日本のものは何でもあるし、日本人のコミュニティーのサポートも温かいので心配いりません。最初は話し相手がいたほうがいいでしょうからまずはホームステイからスタートするのがオススメですが、慣れてきたらルームシェアで現地の友達を作るのも楽しいかもしれません。
 

アメリカ人はちょっとできると「自分はできる」と言うけれど、日本人は本当にできることじゃないと「できる」と言わない。でも日本人も、苦手な分野の仕事が来た時には、ちょっと背伸びをしてでも、“挑戦”してみてもいいのではないでしょうか。私も今後は苦手な分野にも取り組んで、一日でも早く翻訳者として独り立ちできるようにがんばろうと思います!
 

前編はこちら▶前編
 

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