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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.50 空に響く爆竹音

花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.50 空に響く爆竹音
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★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
 

ここ数日、爆竹が鳴り響いているとおもったら…、ああ、もうすぐロイクラトーン祭り! 観光客で賑わうはずのこの時期、新型コロナウィルスの影響で静かだった去年。市内はまだ寂しい様子が感じられますが、うちの近所は少し元気が戻ってきた様子です。ロイクラトーンのお祭りは、灯籠流しやコムロイ(紙製熱気球)をあげるのが有名ですが、地元の男の子たちは何よりも爆竹や花火を楽しみます。祭りの数日前から空き地で男の子たちが爆竹をし始めるのですが、それはその辺りの犬たちにとっては恐怖の日々です。うちの犬も爆竹の音がすると怖がって、滅多に行かない場所に隠れてぶるぶる震えていましたし、友人の犬は音に怯えていなくなってしまったそう。それほど地元の男の子たちはこの時期、爆竹で遊びます。数年前までは、自分で作った爆竹で、誰がまっすぐ飛ばせるかを競っていたのですが、年々レベルアップ。一人ずつ竹筒の中に火薬を詰めて作った爆竹を土に埋めて着火! 今年はまっすぐ上がるだけでなく、花火のようにいかに火の粉をバランスよく、大きく散らすかを競っていました。本来は川の女神に感謝と自らの清めの日が、今年は何だか爆竹と花火で、新型コロナを発散するかのようなお祭りでした。
 
そしてお祭りも終わったと思った今宵も、まだまだ名残爆竹の音が空に響き…。
犬たちよ、もうちょっとの我慢だぞ。
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※毎年恒例。我が家のキャンドル飾りつけ
 
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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
 
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